集団体操の時のお話

ご利用者様が
 
Г体操はなかなか覚えられないんやけど、覚えているものだけ、ぼくが先生になって、家内に教えながら二人でやっているんです。」
 
とおっしゃいました。
 
Гぼくが椅子に座って、向かい側のソファーに家内が座ってね。」
Гぼくは手を胸に当てて肩を回すというのが苦手で、これをやると家内が笑うんですよ。わかくさの皆さんが笑いながら体操をしているのは、きっとお父さんのそれがおかしいで笑ってるんやわ、ってね。」
 
いえいえ、そんなこと絶対ないですよ。
お家で奥さまと一緒にやってくださってるなんて、本当にうれしいです。
 
帰られた後職員同士で、
 
Г奥さまとお二人で体操をしてられる様子を思い浮かべると、ほほえましくてほのぼのとした気持ちになるね。」
 
と話しました。
 
集団体操の時のお話

わかくさは「文武両道」?

午後の集団体操の時に、ナースによるГ今日はなんの日?」というお話があります。
その日が何の記念日か、何があった日か、などをお話しします。
 
例えば8月19日。
 
この日は語呂合わせでГ俳句の日」ということでした。
松尾芭蕉や正岡子規なども登場し、結構ハイレベル❗
Г俳句と川柳の違いは?」Гプレバト、おもしろいよね。」など利用者様もスタッフも会話が弾みます。
その中で、ある利用者様がГ私、俳句やってるんや。」とおっしゃいました。
Гボケ防止で始めたけど、やってみるとなかなか奥が深くて。」もう4年間続けていらっしゃるとか。
病院へ行った帰りのバスのなかではずっと俳句を考えているそう。
 
利用者様の知らなかった一面を知ることができたな、と嬉しく思いました。
わかくさはこれからも「文武両道」を目指していきます⁉
 
わかくさは「文武両道」?
 
集団体操の休憩中、ワンポイントのついたおしゃれなマスクをされている利用者様に
Г素敵なマスクですね。」と話しかけました。
するとちょっと照れたように
Гこれ、私が作ったんです。」
とおっしゃいます。
みんながびっくりすると、
Гこのワンポイントの絵、シールになってて、アイロンでくっつけるだけなんや。」
へーっと、手芸談義に花が咲きます。
 
そんな中で、話の輪に入れずポツンとしている男性の利用者様を見て申し訳なく思ったナースが、
Гこんな手芸の話、ご興味ないですよね。」
と申し上げると、その方はにっこり笑い
Гいえ、ぼくもステキだと思いますよ。」
とおっしゃいました。
その態度のなんと紳士的なこと。
ほんわかとした気持ちにさせていただきました。
 

玄関のかざりつけ

玄関を入ったところの正面のシャッターを利用して、シーズンに合わせたお花などでかざりつけをしています。
6月はあじさいとてるてる坊主。休学中の小学生(社長のお孫ちゃんたち)が一緒に作ってくれました。
 
玄関のかざりつけ
 
7月にはひまわり。金魚は小学生たちの作品です。
 
玄関のかざりつけ
 
今は、次の飾り付けの準備中。
利用者様も一緒に製作中です。
どんなお花が咲くのか、楽しみです。
 
玄関のかざりつけ
 

ある日の運動の様子

すっかりご無沙汰となってしまいましたが、毎日、がんばっております。
 
おかげさまでご利用者様の数も増え、ご利用者様同士も顔見知りになり、いっしょにおしゃべりされたりしています。
 
この日は風船を使って、からだを動かしました。
皆さん盛り上がり、笑い声が響きます。
 
ある日の運動の様子